アメリカへの海外発送完全ガイド2026|EMS停止後の最適な方法を比較
日本からアメリカに荷物を送る方法は、2025年以降大きく変わりました。
EMSの一部停止、デミニミスルールの撤廃、燃油サーチャージの高騰と、
越境ECセラーや個人ユーザーにとって、発送方法の見直しが急務になっています。
この記事では2026年現在の最新情報をもとに、
アメリカへの発送方法を徹底比較します。
2026年のアメリカ向け発送、何が変わったのか
EMS(国際スピード郵便)の一部引受停止
2025年8月27日より、日本郵便はアメリカ宛ての販売品(Commercial Items)の
引受を一時停止しています。
現在EMSで送れるのは以下の条件を満たすもののみです:
- 個人間の贈答品で内容品価格が100米ドル以下のもの
フリマやeBayで販売した商品、越境ECの注文品はEMSで送れません。
再開の見通しも現時点では未定で、長期化の可能性が指摘されています。
デミニミスルールの撤廃
2025年8月29日より、アメリカの「デミニミスルール」($800以下の少額貨物の関税免除)が撤廃されました。
これにより、金額に関わらず全ての輸入品に関税が課されます。
さらに2027年7月1日には完全廃止が法律で決定しており、
越境ECのコスト構造が根本から変わりつつあります。
2026年現在、使える発送方法
1. ヤマト国際宅急便
契約不要で今すぐ使え、通関サポートが充実している点が魅力です。
| サイズ | 重量上限 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 60サイズ | 2kg | 約¥3,500 |
| 80サイズ | 5kg | 約¥4,800 |
| 100サイズ | 10kg | 約¥7,500 |
| 120サイズ | 15kg | 約¥10,500 |
| 140サイズ | 20kg | 約¥14,000 |
- 配送日数:3〜6日
- 追跡・保険:あり
- 燃油サーチャージ:なし
- こんな人向け:今すぐ始めたい個人・法人
2. CPaSS(FedEx/DHL経由)
eBayセラーに最もおすすめのサービスです。
Orange Connex社が提供する配送管理ツールで、契約なしでFedEx・DHLの
割引料金が使えます。
- 利用料:無料
- eBayの注文データと自動連携
- 追跡番号の自動アップロード
- デミニミスルール撤廃後も継続利用可能
3. DHL Express
| 重量 | 料金目安(燃油サーチャージ48.75%込み) |
|---|---|
| 0.5kg | 約¥8,206 |
| 1kg | 約¥11,156 |
| 2kg | 約¥15,581 |
| 5kg | 約¥26,813 |
- 配送日数:2〜4日
- 追跡:あり
- 保険:別途
4. FedEx International
| 重量 | 料金目安(燃油サーチャージ49.25%込み) |
|---|---|
| 0.5kg | 約¥8,955 |
| 1kg | 約¥12,243 |
| 2kg | 約¥17,619 |
- 配送日数:2〜4日
- 追跡:あり
- 注意:バイヤーが関税を拒否した場合、セラーが負担
5. EMS(条件付き)
個人間贈答品で100ドル以下のみ引受可能。
- 販売品は不可
- 再開時期未定
発送方法の選び方
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| eBay・フリマで売れた商品 | CPaSS(FedEx/DHL経由) |
| 急ぎで確実に届けたい | DHL / FedEx |
| 大きめの荷物(10kg超) | ヤマト国際宅急便 |
| 個人へのプレゼント(100ドル以下) | EMS(条件内のみ) |
| コスパ重視の小型荷物 | ヤマト国際宅急便 |
関税について知っておくべきこと
デミニミスルール撤廃後、アメリカへの全ての輸入品に関税が発生します。
受取人が負担するケースが多いため、事前の説明が重要です。
特にeBayやフリマで海外バイヤーに販売する場合、
関税について商品説明や取引メッセージで明記しておくことをおすすめします。
受取拒否が発生するとセラーに返送費用が発生するため注意が必要です。
容積重量に注意
DHL・FedExでは容積重量(縦×横×高さ÷5,000)と
実重量の大きい方が課金対象になります。
衣類など軽くてかさばる商品は特に注意してください。
遠隔地配達料にも要注意
アメリカは広大なため、一部地域でDHL・FedExの
遠隔地配達料(約¥3,500〜¥5,000)が別途発生します。
郵便番号で事前に確認できます。
まとめ
- 2026年現在、アメリカへの販売品発送にEMSは使えない
- eBayセラーにはCPaSS(無料)が最もおすすめ
- DHL・FedExは燃油サーチャージ約49%が上乗せされる
- ヤマト国際宅急便は燃油サーチャージなしで使いやすい
- デミニミスルール撤廃により、関税対応の事前説明が必須
発送前に複数社の料金を比較して最安値を確認しましょう。
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本記事の情報は2026年6月時点のものです。
最新の発送ルールは各社公式サイトおよび日本郵便のお知らせをご確認ください。