燃油サーチャージとは【2026年最新】計算方法とDHL・FedEx料率を完全解説
国際配送の見積もりを見て「基本料金より実際の請求額がずっと高い」と感じたことはありませんか?その大きな原因の一つが**燃油サーチャージ(Fuel Surcharge)**です。
DHLやFedExなどの国際クーリエを使う場合、燃油サーチャージは基本運賃の**約50%**もの追加料金となります。2026年6月現在、DHLは48.75%、FedExは49.25%と高水準が続いており、国際送料の見積もりには欠かせない知識です。
この記事では、燃油サーチャージの仕組みと計算方法、最新料率と推移、そして節約術まで詳しく解説します。
燃油サーチャージとは
燃油サーチャージとは、航空燃料の価格変動に対応するため、国際配送会社が基本運賃に上乗せして請求する追加料金のことです。
航空機の運航コストの中で燃料費は大きな割合を占めます。原油価格は地政学的リスクや需給バランスによって常に変動するため、配送会社は基本運賃とは別に燃油サーチャージとして変動分を顧客に転嫁しています。
燃油サーチャージの計算方法
計算式はシンプルです:
合計送料 = 基本運賃 × (1 + 燃油サーチャージ率)
例:基本運賃¥5,000、燃油サーチャージ率48.75%の場合
→ ¥5,000 × 1.4875 = ¥7,438
2026年最新の燃油サーチャージ料率
DHL Express
2026年6月1日〜7日の料率:48.75%
DHLの燃油サーチャージは毎週更新されます。
料率は米国エネルギー情報局(EIA)が発表する
航空燃料のスポット価格をもとに算出されます。
FedEx International
2026年6月1日〜7日の料率:49.25%
FedExも毎週月曜日に料率を更新しています。
2026年現在、DHLとFedExはほぼ同水準で推移しています。
直近の推移
| 週 | DHL | FedEx |
|---|---|---|
| 2026年6月1日〜7日 | 48.75% | 49.25% |
| 2026年5月25日〜31日 | 47.75% | 49.50% |
| 2026年5月18日〜24日 | 47.25% | 48.75% |
| 2026年5月11日〜17日 | 46.75% | 47.50% |
| 2026年5月4日〜10日 | 47.00% | 45.25% |
最新の料率はこちらで随時確認できます:
→ 燃油サーチャージ最新情報ページ
EMSとヤマトには燃油サーチャージがない
重要なポイントとして、EMS(日本郵便)とヤマト国際宅急便には燃油サーチャージがありません。
これらのサービスは燃料コストを基本料金に含める料金体系を採用しており、別途サーチャージを請求しません。
そのため、同じ目的地・重量でも、配送会社によって実際の送料が大きく異なる場合があります。
料金比較例(基本運賃¥5,000の場合)
| 運送会社 | 燃油サーチャージ | 追加料金 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| DHL | 48.75% | +¥2,438 | 約¥7,438 |
| FedEx | 49.25% | +¥2,463 | 約¥7,463 |
| EMS | なし | ¥0 | ¥5,000 |
| ヤマト国際 | なし | ¥0 | ¥5,000 |
燃油サーチャージが高い時期の節約術
節約術1:EMSやヤマト国際宅急便を活用する
軽量・小型の荷物(特に2kg以下)であれば、燃油サーチャージのないEMSやヤマト国際宅急便が大幅に安くなるケースが多くあります。
ただし、以下の点に注意が必要です:
- アメリカ宛のEMSは2025年8月より取り扱い停止中
- ヤマトは対応していない国・地域がある
節約術2:複数の配送会社を比較する
燃油サーチャージを含めた実際の送料は、重量・サイズ・目的地の組み合わせによって大きく異なります。発送前に複数社を比較することで、数千円の節約につながることがあります。
→ EMS・DHL・FedEx・ヤマト・OCSの送料を一発比較する
節約術3:梱包を工夫して容積重量を減らす
DHL・FedExは「容積重量」も課金対象となります。箱を小さくすることで、燃油サーチャージの計算ベースとなる運賃自体を下げることができます。
容積重量の計算方法はこちら:
→ 容積重量計算ツール
燃油サーチャージはいつ下がる?
燃油サーチャージは原油価格と連動しているため、原油価格が下落すれば料率も下がります。
2020年のコロナ禍では原油価格が急落し、燃油サーチャージが10%台まで下がったこともありました。しかし地政学的リスクや需給バランスによって、短期間で大きく変動することもあります。
最新の料率は毎週更新される以下のページでご確認ください:
→ 燃油サーチャージ最新情報
まとめ
- 燃油サーチャージはDHL・FedExの基本運賃に約50%上乗せされる
- 2026年6月現在、DHLは48.75%、FedExは49.25%と高水準
- EMSとヤマト国際宅急便には燃油サーチャージがない
- 発送前に複数社を比較することで大幅な節約が可能
国際送料を比較するなら、送料比較.comの無料ツールをご利用ください。燃油サーチャージ込みの実際の料金で比較できます。
本記事の燃油サーチャージ料率は2026年5月30日時点の情報です。料率は毎週更新されます。最新情報は燃油サーチャージページをご確認ください。
→ 2026年6月の最新動向はこちら:2026年6月、国際送料がなぜ高い?燃油サーチャージ50%時代の節約術